漂流の俳人と称される山頭火、家も家族ももたず、生涯旅路の果てにひとり身を置き、辛酸をなめながら多数の句を残す。その静謐は句の中には、日本の自然情景を描きながら、自身の心境を投影した深い詫び・寂びの世界が広がっている。
谷川建設は創業以来40年、家造りを通じて人々に心のやすらぎを提案し、社会に貢献するという一貫した哲学のもとに歩んでまいりました。しかし、この40年という歳月は決して順風満帆な日ばかりではありませんでした。今ようやくたどり着いたこの丘から当社の歩んできた道を振り返って見れば、それはまさに幾多の山を越え、河を越え、路なきところを切り開いてきた一筋の道を見る感があります。左記に掲げた山頭火の句に共感を覚えるのも、道なお遠しの想いからです。
昨今日本の心・文化が軽視されがちな風潮のなか、良き日本の伝統文化を継承し、「やすらぎとくつろぎの住まい」を提供する私どもの社会的使命はさらに高まっていると確信します。
今や九州を代表する総合建設会社としての誇りと自負のもと、確かな実績に裏打ちされた技術と信頼をさらに高め、日本の発展と幸せに貢献してまいります。
日本の伝統文化を継承し自然環境との共存を図り、よりよい住環境の提供を通じて、人々の心と社会に安らぎと豊かさの創出をめざします。